Activities

活動

アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、8歳~18歳の子どもたちに、放課後クラブ、学校がない期間の旅行や活動や遠足などを提供します。
放課後クラブは月曜から金曜までで、ヤングケアラーたちは、幅広い活動や手作りの食事を提供されます。


アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、子どもたちが安全と感じられることを確保し、子どもたちが回復力と自信をつけていけるようにします。ヤングケアラーたちは、それぞれのケア責任によって、さまざまなニーズを持っています。私たちは、ヤングケアラーの目的や願望をふまえて、ヤングケアラーやその家族や他の専門職と共に、その子に合わせたサポートを展開していきます。

アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、夏休みやその他の休日に遠足やイベントを企画してヤングケアラーに提供します。これらは、ヤングケアラーが友達づきあいから取り残されてしまうことを少なくし、ヤングケアラーに前向きな決断をしていく力を与え、それは彼らの将来にもプラスに影響します。こうした活動は、ヤングケアラーが自分のニーズを言葉でうまく表現できるようになることを促します。

週ごとのレスパイト&サポート活動

月曜 3:00-5:30 年下の子のグループ(ジュニア)(1カ月に1回)
月曜 3:00-6:00 年上の子のグループ(シニア)(1か月に1回)
火曜 3:00-5:30 8~11歳の子のレスパイト&サポート(毎週)
水曜 3:00-6:00 11~13・14歳の子のレスパイト&サポート(毎週)
木曜 3:00-6:00 14~16歳の子のレスパイト&サポート(毎週)
金曜 5:30-7:30 きょうだいをサポートするグループ(1カ月に1回)


Schools

学校との連携

学校は、ケアを行なう子どもの生活において重要な部分を占めています。アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、学校の先生たちと共に、ヤングケアラーの学校生活をサポートします。

アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、学校と協力して、見えない存在であるヤングケアラーを見つけ出します。学校は、ヤングケアラーと支援者が関わる主要な場所です。学校は、子どもや若い子たちが1日の時間の大半を過ごすところであるからです。ヤングケアラーが評価されていると感じ、教育において自分ができる最高のレベルをめざそうという気持ちを持てるようにすることは、とても重要です。

アンドーヴァー・ヤングケアラーズの学校コーディネーターは、それを次のようにして実行します。

 ●学校の生活相談の責任者(Heads of Pastral Care)との協力関係を作ります。
 ●先生たちにヤングケアラーについて知ってもらい、先生たちがヤングケアラーに関する指導を求めたりヤングケアラーをアンドーヴァー・ヤングケアラーズに紹介したりできるようにします。
 ●“見えない存在である”ヤングケアラーをどのように見つけるかに焦点を当てた、先生たちへの説明会を行ないます。
 ●ヤングケアラーが自分でアンドーヴァー・ヤングケアラーズに申し込もうという気持ちになれるような、集会や、チューター/メンターとのグループ活動を提供します。
 ●中学校で、ヤングケアラー立ち寄り相談コーナーを立ち上げる時のサポートをします。
 ●小学校でヤングケアラーに日常的に対応する、子どもの生活相談担当の教職員(pastoral workers)をサポートします。 

アンドーヴァー・ヤングケアラーズへの申し込みは:

以下のものからなされることがあります。

 ●学校での1対1の心理的サポートの要請
 ●お昼休みのヤングケアラー立ち寄り相談
 ●と/または 放課後クラブ

移行期の支援:

小学校から中学校への移行期には、学校が行なう支援に加えて、アンドーヴァー・ヤングケアラーズの学校コーディネーターが、夏の間に3時間の相談にのります。この相談は、この時期にさらなるサポートを受けたいと望んだヤングケアラーに提供されます。ここでは、どんな不安や心配事も受け付けて、ヤングケアラーに安心を提供します。

集会:

 集会は、学校で以下のことに関する生徒や先生の意識を高めるために行われます。

 ●ヤングケアラーとは?
 ●その子たちはどんなことをしている?
 ●その子たちはケア責任によってどんな影響を受けている?


小切手の贈呈式――ヴィゴ公立小学校

私たちは、ヴィゴ小学校から、6年生が学年末にロビン・フッドという催しをするという説明を受けました。
子どもたちは、その催しのチケットの売り上げの50%を寄付するチャリティ団体として、アンドーヴァー・ヤングケアラーズを選んでくれたのです。
アンドーヴァー・ヤングケアラーズがこの学校に通うヤングケアラーに提供している支援を認めてくれてのことでした。

スタッフのジョアンヌは集会に招待され、そこで、この催しに関わっている子どもたちから200ポンド(約4万円)の小切手をプレゼントされました。

私たちは、この寛大な寄付と、私たちが学校と共に築いてきた学校とのすばらしい協力関係に感動しました。

紫色を着る日

バークスベリー幼稚園と小学校は、ヤング・ケアラーズ週間に合わせて、紫色のものを着ることでアンドーヴァー・ヤングケアラーズについて広く知らせる活動をしてくれました。
また、2014年6月13日には、ヤングケアラーのことを知る日ということで、ヤングケアラーについての集会も開いてくれました。そして、バークスベリー幼稚園と小学校で、アンドーヴァー・ヤングケアラーズのために379.45ポンド(約7万円)もの寄付を集めてくれました。

私たちは、バークスベリー幼稚園と小学校に感謝しています。こうした地域の人々の支援のおかげで、私たちは、毎週ヤングケアラー・レスパイト・セッションに参加するヤングケアラーのために必要なサービスを提供し続けることができています。

立ち寄り相談コーナー:

立ち寄り相談コーナーは、週に1回、その学校のヤングケアラー・リーダーが主導する形で開かれています。

アンドーヴァー・ヤングケアラーズの学校コーディネーターのジョアンヌは、それぞれの学校のニーズに合わせて、毎週、または二週間ごと、または月に1回というペースで、こうした立ち寄り相談コーナーに同席しています。


立ち寄り相談コーナーの詳細

月曜・火曜・水曜の立ち寄り相談コーナーは9月15日に、月1回の立ち寄り相談コーナーは9月25日(木)に始まります。

学校 曜日 時間 頻度
ジョン・ハンソン公立学校 月曜 13:25 - 14:00 毎週*
ハロウェイ公立学校 火曜 12:45 - 13:15 2週間に1度*
ウィントン公立専門学校 水曜 13:25 - 14:00 毎週
テストブーン公立学校 木曜 13:25 - 14:00 月に1度**
マークウェイ学校 木曜 13:25 - 14:00 月に1度

* 時には、祝日や学校行事や研修のために曜日が変わることがあります。

** ヤングケアラー・リーダーが卒業するため、曜日は変更する可能性があります。

その他の組織:

学校コーディネーターは、他のヤングケアラー・プロジェクトと密に連絡を取って動き、ハンプシャー・ヤングケアラー連合とも連携しています。

 ●学校コーディネーターのミーティング
  :

 ●ヤングケアラー・リーダーのミーティング
  : 2015年1月21日(水)

アンドーヴァー・ヤングケアラーズの学校コーディネーターは、
ジョアンヌ・コーテ=リンです。
連絡先:  01264 333788 または 07977 740868
Eメールアドレス: 

 

Family Support

家族のサポート

「両親と両親が作り出す家庭環境は、子どもの幸せ、成果、将来の見通しを形作る、最も重要な要因です。」

「両親と両親が作り出す家庭環境は、子どもの幸せ、成果、将来の見通しを形作る、最も重要な要因です。」
アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、ヤングケアラーの家族全体をサポートすることに関わります。ヤングケアラーが申請されたら、私たちはその家族とも会い、さらにどんな支援が必要かを見極めるのを手伝います。私たちは、地域のボランティア団体や行政機関とも連携して動き、その家族のニーズが確実に考慮され、満たされるようにします。

私たちは、一年を通して、ヤングケアラーやその家族に、定期的な遠足や外出イベントを提供します。

2015年の家族のためのイベント

4月8日 フィンクリー・ダウン農場
7月29日 マーウェル動物園
8月8日  夏の家族バーベキュー
12月5日 家族のためのクリスマス・パントマイム


親のためのコーヒー・タイム  10:30-11:30
バンガローで月に1回開かれ、親が他の親に会い、コーヒーを飲み、新しい友達を作ったり、単におしゃべりをしたりする機会を提供します。

ぜひいらして、アンドーヴァー・ヤングケアラーズのスタッフに会ってみて下さい。毎月第4火曜日です。

時間:10:30-12:00
手帳に書きこんで、立ち寄って下さい。
次のコーヒー・タイムの日
6月23日(火)

参加した親からの言葉:

「アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、私たちの家族の生活がもっと良くなるように助けてくれました」

「私は自分の知らなかったサービスについて教えてもらい、そのことで、家族はとても助かりました――ありがとうございます」

「ミッシェルがプリンセス・ロイヤル・トラストに申請してくれたことで、私たちは今、緊急時のケア・プランが使えています」

ロングリートへの外出イベントに参加した家族からのフィードバック

「家のことに気を取られることなく、家族としての時間を過ごせた」

「子どもたちと時間を過ごして、子どもたちが楽しんでいるのを見ることができた」

「こういう機会がなければできなかった、娘たちとのお出かけができた」

その他の地域支援

アンドーヴァー・フードバンク

アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、アンドーヴァー・フードバンクの分配者で、必要に応じて、家族に食べ物引換券をお渡しすることができます。

アンドーヴァー・フードバンクには、保存の利く、賞味期限内の食料品の寄付が寄せられています。フードバンクから無料配布されるすべての食品は、学校、教会、企業、個人からの寄付によるものです。

フードバンク利用者は、フードバンク分配センターに引換券を持っていくと、3日間の緊急食料と交換されます。

食べ物引換券については、アンドーヴァー・ヤングケアラー(01264 333788)に連絡して下さい。
アンドーヴァー・フードバンク: 01264 362111 
Email: office@andoverfoodbank.org.uk

子どもの倉庫

子どもの倉庫は、キリスト教慈善団体のアンドーヴァー・ヴィンヤード教会によって運営されています。

ここでは、0~5歳児用の質の良い無料の古着が提供されます。また、以下のようなものも扱っています。
 ● 赤ちゃんの服
 ● おむつ
 ● ほとんど真新しい靴とブーツ
 ● 赤ちゃん用品(ベビーベッド、赤ちゃん用の椅子、階段の柵など)
すべての品は、可能な限り最高の状態のものです。

詳細については、私たちに連絡して下さい(01264 333788)

“親の声”

“親の声”は、ハンプシャー州の障害児の親やケアラーのネットワークです。ここでは、あなたが0~19歳のお子さんのために必要とする情報やアドバイスを得られる、1か所で済む連絡先を提供しています。“親の声”を通して、あなたは、自分の経験を他の人と共有したり、他の親やケアラーが得た知識を教えてもらったりすることができます。

“親の声”は、どんなイベントがあるかを知らせてくれ、あなたの子どものために地域で何が使えるかを見つけるのを助けてくれます。

連絡先: 023 8072 1206 www.parentvoice.info

ホーマー: 薬物とアルコールに関する支援

サービスは完全に内密に行なわれ、一方的な判断をしないものです。 次のようなサービスが提供されます:

 ●注射針の交換
 ●1対1のカウンセリング
 ●医療やソーシャル・ケアのニーズに関するアセスメント
 ●家族/ケアラーへの支援

所在地:New Street House, 130 New Street, Andover, SP10 1DR
電話番号: 01264 339833
24時間のヘルプライン: 023 9268 3371

ハンプシャー州自閉症協会

地域の自閉症ディレクトリ(LAD)は、一か所であらゆる情報が揃う無料のディレクトリです。これは、ハンプシャー自閉症協会のウェブサイトで見ることができます。

ケアラーのためのプリンセス・ロイヤル・トラスト ハンプシャー支部(PRTC)

あなたは誰かの世話をしていますか? 私たちは以下のことでお手伝いできます:

  ●福祉給付
  ●交通手段
  ●ケアを少し離れて休むこと
  ●法律に関わる問題
  ●住宅
  ●在宅での援助
  ●居住系サービス
  ●ケアラーのための研修

所在地:War Memorial Hospital, Charlton Road, Andover, SP10 3LB
電話番号:01264 835246
ウェブサイト:www.carercentre.com

役に立つウェブサイト:

家族生活
www.familylives.org.uk
www.parents.org.uk
www.youngminds.org.uk/for_parents
www.gingerbread.org.uk
www.parentsupportservice.co.uk
www.mumsnet.com
www.getselfhelp.co.uk
ハンプシャーの若者向けのサイト Youth Tube
www.fid.hants.gov.uk
www.southernhealth.nhs.uk/schoolnursing
http://www.familylives.org.uk
www.fatherhoodinstitute.org
www.frg.org.uk

 

役に立つ電話番号:

摂食障害を打ち負かそう: 0845 634 1414
ケアラーズ・ダイレクト: 0808 802 0202
親しい人との死別: 0844 477 9400
DVヘルプライン: 0808 2000 247 / 08457 023468 / 0117 963 3542
職業センタープラス: 0800 023 4888
NHSダイレクト(医療): 0845 4647
良きサマリア人: 08457 90 90 90

 

Referrals

サービス申請

アンドーヴァー・ヤングケアラーズは、フェアでオープンな受入システムに取り組んでいます。申請は、どのような立場からもすることができ、自分で申請することも可能です。

受入基準

●アンドーヴァー地域かその周辺の村に住んでいること
●ニーズに関する個別アセスメントに基づいたヤングケアラーの定義を満たしていること
●ケアによる責任によって、その子どもが、以下に挙げる項目の一つ以上においてマイナスの影響を受けていること

  身体面/精神面の健康が損なわれている

  教育  すなわち、低い出席率、教育からの疎外

  心理面や行動面の発達が損なわれている

  家族や周囲/友達との関係  すなわち、いじめや家族の危機

以下の状況であれば、その子どもや若者は受入基準を満たしていないかもしれません。

●ケア作業が年齢に合った適切なもので、同年代の子どもがしていることを上回っていない
●ケアによる責任が、上記の事柄に関してマイナスの影響を与えていない
●健康状態の悪い家族と一緒に住んでいることで子どもや若者の生活にマイナスの影響は出ているが、彼らはケア役割を負っていない
●アンドーヴァー・ヤングケアラーズに申し込むことについて、親が承諾していない

現在、私たちは、医師、教育に関わる心理学者、保健師、子どもの精神保健サービス、学校などの専門職からの申請を受け付けています。しかし、もしあなた自身がヤングケアラーであったり、ヤングケアラーの親やきょうだいであったなら、どうぞ私たちに連絡して下さい。私たちは申請の手続きをお手伝いするために、適切な機関と連絡を取り、対応します。

より詳しい情報をお求めの方は、ご連絡下さい
(01264 333788)

申請様式のダウンロード:

学校の立ち寄り相談コーナーへの申請
ヤングケアラーのための申請

国勢調査で示されたヤングケアラーの数は、氷山の一角に過ぎない
ヤングケアラー支援をしている主要団体はそう述べています

2013年5月16日に公開された国勢調査は、イングランドで166,363人もの子どもたちが親やきょうだいや家族のケアをしていることを明らかにしました。

この10年間に関して初めて公開された公的な統計は、ヤングケアラーと認識された子どもたちが以前よりも20%増えたと示しましたが、ヤングケアラー支援をしている主要団体の連合によれば、これは、実際の数をはるかに下回っている可能性が高いそうです。